この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第14章 不思議な男
フロアーに出ると
秋雨がど真ん中で何人もの女の子に囲まれている。

バースディケーキやフルーツが置かれて
それを口へと運ばれている。




…見なきゃよかった…



少しだけ後悔の念に苛まれながらも
彼の変わらない笑顔を見つめていた。



誰にでも見せる…あの優しい笑顔。

あのメガネも…パーマも…
髪の色でさえも彼の魅力を最大限に引き出している。





ふと奥にあるテーブル席へと目を移す。

赤いカーディガンを羽織り
いつ見ても美人な彼女は…橘さん。



1人遠くから秋雨を見つめている。




私は橘さんの方へと歩み寄り
隣の席へと座った。



「こんばんは。」



「…斎藤さん。」



彼女は少し驚いた顔をしていたけど
すぐに視線を秋雨へと戻した。
/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ