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せめて夢の中だけでも
第15章 騒つく心
「1人になったから…寂しいだけでしょ?」



そう言うとフッと隼人は笑う。



「本気でそう思うか?」





「…隼人の本心は…彼から聞いた。」




「へぇ。あいつ、知ってたわけ」



「後…沙織ちゃん。」



「お喋り野郎…」





「隼人ありがとう…」




「凛。あいつが好きか?」



隼人の真っすぐな瞳…。
その瞳はきっと全てを知ってるような目だった。



「……俺はお前を悲しませたりしない。

何であいつなんだよ?」




「隼人…私、悲しんでなんか…」



「嘘つけ。今にも泣きそうな顔しやがって。

心配で堪んないって思ってるくせに…」





…どうして隼人は私の事をお見通しなんだろう…





「今日は…1日ここに入院な。
明日、あいつに連絡してやる。」




「いいの!秋雨には、連絡しないで…」



「はぁ?何でだよ」



「彼、毎日大変なの…いいの。私の事は。」



「好きな女の為なら…どんな時でも
飛んでくるのが男だろうが。

それが、出来ないなら凛は俺が貰ってやる」



「隼人…」



忘れていた胸の奥の感情が高鳴っていた。



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