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せめて夢の中だけでも
第18章 3年前…side秋雨

「どこの人…?」


「同じ会社なの。彼と同じ部署で…
毎日一緒なのよね。」



「名前は…?写真とかある?」





「斎藤 凛。写真はまた後日。」





…凛?




「麗華…なるべく…早くね」




偶然かもしれない。
他の人かも知れない。




それでもいい…

どこかの凛ちゃんでも。




後日、麗華が持ってきた写メをみて
俺は驚いた。




…ビンゴ…




「麗華…今日仕掛けるから。

楽しみに待っててね。」



「…宜しくね。秋雨。」







女を落とすこと…女を抱くことが

こんなに楽しみなんて…いつ以来だろう。







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