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せめて夢の中だけでも
第19章 決断。

「ねぇっ。秋雨…私の事は
どう思ってるの?」
私は秋雨から『好き』とは言われていない。
彼は優しく微笑んで私にまた軽くキスをした。
「その答えは…ベッドの中でね。」
そう言って踵を返して私から遠ざかり、
一度リビングから、出て行ってしまった。
…何よっそれ…
その横で仁さんも同じように
優しく微笑んでいた。
「あっ。すいません。いきなり…」
「いいよ。いいよ。
秋の顔が面白いから。
あいつから好きだと言ってもらえるといいね。」
「…言われないと思いますけど…」
「凛ちゃんは…わかってないなぁ。」
そう言うと豪快に笑ってキッチンへと移動する。
…私、結局秋雨の何なんだろう…
すると…私の携帯電話が鳴り出した。
取り出すと、着信の相手はさっきまでここにいた人物。
仁さんを見ると仁さんは軽くウィンクした。
「…もしもし?」
私は戸惑いながらも電話にでた。

