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せめて夢の中だけでも
第21章 晴れのち雨

「…じゃぁ。俺はこっちだから。」





「うん…」





「…っ凛。

また会えるか?」



「えっ…それは…」





…どうしてすぐ断れないの…

私は何を期待しているの…?




「そんな困るなよ。
お互い恋人がいるんだ。
取って食おうなんて思ってない。

また連絡する」




そう言って晴は手を上げて反対方向へと帰った行った。




ハァ…と溜息をついて螺旋階段の上を見ると
扉にもたれて腕を組む秋雨がいた。




…見られてたっ!?




「秋雨…」


秋雨は一歩、一歩…カンっカンっと
螺旋階段の音を鳴らしながらこちらへとやってくる。




「凛ちゃん。彼に何されたの?」


「秋雨…?」


「いい思い出って顔はしてないけど?」



「あっ…」


「殴られてた?」


私は首を横に振る。



「ヒモ男だった?」


「違う。」



「女たらしだった?」



その言葉に私はビクっと反応した。



「…浮気されたの?」



私はユックリと頷いた。



「彼が相手といる所を見たの…」


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