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第26章 同じ気持ちだって解ってよ？

「解ってる…

凛ちゃんが隼人くんを好きじゃないのも…

隼人君が俺に気を使ってるのも…。



でも…苦しい」




急に切なそうな表情になる秋雨。


…そんな顔されたら…私…




私は秋雨の頬に軽くキスをする。



秋雨は薄く笑うと私の手を取りソッと
指輪を薬指へと滑らせる。






「凛ちゃん。ずっと俺の側にいてね…」




秋雨も私の頬へとキスを返してくれた。




「当たり前でしょ…」



そう言うと二人はおでこをくっつけて笑いあった。






…大好き。秋雨。