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せめて夢の中だけでも
第27章 疑惑と嫉妬。
俺のマンションの駐車場に着くと
凛ちゃんが口を開いた。


「いつ行くの…?」




「…年が明けたら…すぐ。」





「年…明けたよ?」



「4日後。」





自分の肩にドンっと鈍い痛みが走った。


凛ちゃんが俯いて…
俺の肩に拳をぶつけた。

ギュッと握られている拳は震えている。



顔は全く見えないけれど…泣いてんだろうな。




「…っどうしてっ…そんな大事なこと


言ってくれなかったのっ!?」



…だって…凛ちゃんが泣くの解ってたから…


そんな事言えなかった。



「秋雨は離れても大丈夫なんだ!

福岡に女でもいるの!?」



凛ちゃんの綺麗な瞳からポロポロ涙が溢れていた。
凛ちゃんは決して俺から目を逸らさない。



付き合ってもうすぐ、3ヶ月。
この3ヶ月、俺がどれだけ幸せだったか…

凛ちゃんはわからない?



俺は肩に置かれた拳をそっと握った。


凛ちゃんの目がもっと大きくなって
また、一筋…涙が伝った。
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