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せめて夢の中だけでも
第38章 知らないあなたも私は知りたい。
「凛ちゃんの中は気持ちが良いよ。」
耳元で呟かれる秋雨の甘い言葉。
繰り返させる刺激。
もう、自分がどんな声を出しているかさえ解らない。
「秋雨っ…あっ…あっあ…はぁっん!」
ギュッと秋雨にしがみつくと
秋雨が小さな吐息を漏らした。
「…凛ちゃん…煽らないでっ…」
秋雨が深く熱いキスをするその刺激で
私の体は大きく反応した。
「んんんんっー!」
下半身が、痙攣し秋雨自身を締め付ける。
その締め付けで秋雨も果てたようだった。
「くっ……はぁ…凛ちゃん…」
チュッと音を立て額にキスをする。
ズルッと中に入っていたものを抜き取ると
私の中から秋雨の物が放たれたという事を実感させる。
「お風呂…入る?」
髪をかきあげ私に微笑む秋雨。
頷くと了解。と寝室を後にした。
しばらくすると…部屋の向こうで何やら物音がする。
私はシーツで、前を隠し寝室から、顔を出した。
「秋雨?……っ。」
そこにはリビングで向かい合う
秋雨と…壱君。
「あっ…。」
顔だけ出したと言っても…裸なのは一目瞭然。
「ごっ…ごめんなさい!」
私は一目散で寝室へと戻った。