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せめて夢の中だけでも
第40章 wedding…
…秋雨
あなたに出会えてよかった。
…凛ちゃん。
君を見つけられて良かった。
たった一つの宝物。
これからも永遠に…。
高く高く投げたブーケは真っ直ぐ落ちて
沙織ちゃんの手の中に。
「きゃぁっ!先輩!!」
「次は沙織ちゃん、君だよ」
秋雨が沙織ちゃんの手を取り
手にキスを落とす。
沙織ちゃんの顔が真っ赤になり
また秋雨は仁さんに頭を叩かれていた。
いつまでも…いつまでも…
あなたのそばに。
夢の中だけでは…足りないの。
あなたと幸せを共に…
FIN,