この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第41章 another story。side秋雨

家に着き、凛ちゃんを先に中へと入れ
俺は鍵をしようと背を向けた。






その時だった…






ドサッと鈍い音が俺の背中で音を立てた。




えっ…?

振り返れば…


色を感じないほどの青ざめた凛ちゃんが倒れている。



…嘘だろ…




血の気が引くのが解った。




「凛ちゃんっ!!」



駆け寄り抱きかかえるも反応はない。

震える手で携帯をポケットから出し電話をかけた。





…早く…早く…




「仁さんっ!凛ちゃんが…凛ちゃんが倒れた!」


電話を取った仁さんにすぐさま叫んだ。


「…どうしよう、仁さん…」

「落ち着け!秋雨!先ずは救急車を呼べ。」



低い冷静な声が、俺を正気に戻していく。


「…わ、わかった」




一度、電話を切るとすぐに救急車を呼んだ。



掴んだ手が冷たくて…

俺自身も生きた心地がしなかった。
/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ