この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第7章 無言の協力

「はぁ…」



結局、私は殆ど眠れないまま出勤した。




エントランスへ入ると
受付に座る二人の女性。



いつもの変わらない隼人の彼女…。




「おはようございます」


二人揃って頭を下げ出勤した人々に
挨拶をする。




…悪魔だわ…可愛けりゃなんでも許されると思ってるのかしら…




そんなことを思いながらエレベーターへと乗り込む。





オフィスに着くと…なぜかあたりは騒々しかった。






忙しそうにパソコンを打つ隼人に話しかける
「どうしたの?何があったの?」


「あぁ。おはよ。
百貨店に発注するはずの商品が届いてないらしい。
今他の奴らは他のところに在庫がないか聞きまわってる。
俺たちは発注書の確認。」



「はっ?何が届いてないの?」



「焼酎だってよ。明日からワインフェアらしく
そこに日本の焼酎も並べるらしい」


「なんでワインフェアに焼酎なのよ…」


「わかんねぇーよ。2004年の『水芭蕉』って酒。
お前も知り合い当たってみて。



ほら…あの男の店とか…」



隼人はパソコンへ視線を移したまま
そう呟いた。
/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ