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第7章 初デート？

『はは…そういえば、倉田さんにもそうしたことがあったね？俺はどちらかというと、女の子の頭はよく撫でちゃう所があるかも。』

あ、ホラ！ゆうひだって、あたしにはしょっちゅうやってたことだもん。なんか…あんまり気にすることじゃなかったのかな？

『基本的に女の子は背が低くて可愛いから、仔犬を撫でるような気持ちになるよね。』

女子の頭を撫でるのは、小動物を可愛がる気持ちと一緒ってこと？じゃぁやっぱり、ゆうひの行動に深い意味は……


『だけど…』


鷹野先輩はそこで言葉を切った。反射的に目線を上げると、さっきよりも近くで微笑んでいる先輩の顔が目に入った。