パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 初デート？

『何か思い当たることあった？』


私が自分の口周りを指差しながら聞くと、ゆうひくんは慌てて紙ナプキンを押し当てた。


『……もしかしたら、アレを見られてたのかも。誰もいないと思ったんだけどなぁ……』

『アレ…？』

『いや、昨日さ、クラスの女子に告白されたんだ。5限の後、職員室にノート出しに行った帰りに。』


……告白、されたんだ。
ゆうひくんは、やっぱりモテる。小学校の頃から見ている限り、ゆうひくんへ想いを寄せる女の子は昔から少なくない。今まであさひの存在が牽制になっていたものの…別れた噂がたってる今。ゆうひくんは女子達に狙われてるんだ。

………ううん、狙うなんて言い方はないか。好きな人に告白するのは、全然悪いことじゃないもんね。誰だって伝えたいよ。私だって、そうしたいと思ったこと、何度もあるんだから…