パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 番外編

『だーかーらぁ〜！油をひかなきゃ、フライパンにくっつくって言ったでしょ？！』


フリル付きのエプロンに身を包んだマドちゃんが、クルッと振り返る。水色に大ぶりな花柄プリント。その可憐な装いとは裏腹に…その眉間には、深いシワ。


『う、うぅ…』

『それに殻が入ってる、殻！卵はデリケートなんだから、力任せに割っちゃダメ！』

『マドカ〜あたしにはもう無理だよぉぉ…』

『弱音を吐かないっ！あさひ、もう一回トライだよっ！』