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やさしいキスをして?
第10章 番外編
『/////////……う、うん//』
おちた。
ものすごい深い所へ、突き落とされた。
『好き、だよ…//ぼくはあさひちゃんのこと好きだよ!絶対絶対、キライになんかならないから…!』
心の底から出た、好きって言葉。
ぼくはたぶん、この時の気持ちは一生忘れない。約束を覚えていないのに おみそしるを作ってくれたり。こんなに一生懸命、ぼくにお願いしてきたりして。
好きでいてって…なんだよ、もう!ぼくはドキドキしすぎて、息が止まるかと思ったんだからな/////!!
『ゆうひくん、それ本当…?』
『うん、本当。絶対だよ。』
嬉しそうに笑ってくれた、あさひちゃん。その笑顔が ぼくは大好きだってこと、改めて思い知った気がしたよ。これからもずっと そうやって、ぼくに笑って欲しい。もうあんな泣きそうな顔はさせない。絶対に。