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第10章 番外編

『フーなんとか電車、間に合いそーだな。』

『はぁはぁ…もぉ〜…』

『あ、自販機見っけ♪』


おれの隣には、あさひの姿。今日もおれを叱って、おれに笑って…色んなあさひがおれに向く。ここはおれしか知らない、あさひに一番近い場所。


ピッ…ガコンッ


この場所は、おれのもの。


『あさひ、お水でいい？』

『ん、サンキュ。』


昔から、そう。キョウちゃんが言ったように、おれは懲りない。どんなに殴られたって、どんなに口が悪くたって、おれの心はあさひが掴んだままだ。あの日から、ずっとずっと変わらない。


今日もおれは、あさひのことが…


『あさひ…』

『ん？』
















『鼻毛出てる。』

『/////////？！！！』

『アハハ♪』

『嘘っっ/////どこ！！！いつからよ！！！』

『はは、大きい声出すなって。こっそり教えてやるから、ほら、耳貸せよ。今の……』




















『………う、そ（笑）』


大好き♡♡♡
あさひの隣にいられて、おれは幸せだ♡
















『っっ痛てぇ♡！！！』



（ゆうひの胸キュン？）