この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
やさしいキスをして?
第10章 番外編
『そ、それでね////?私…啓太くんに一つ、教えて貰いたいことがあって…』
知りたいことなら、たくさんある。
『啓太くんが、高校でサッカーを始めた理由。それをまた今度…話してくれる?』
啓太くんのこと、何でも教えて?
啓太くんが、私に教えて?
『……あれ、もしもし啓太くん?今のちゃんと聞こえて…?なら何で、黙ってるの…え?電話で良かった、ってどういうこと…?』
色々話をして、もっと距離を縮めたい。
『…私は、逆だよ?
だって、声を聞いてたら…』
だけどまだ、
私達は始まったばかりだから…
『会いたく、なっちゃった…もん///』
一つずつ、ゆっくり、丁寧に。ちゃんと啓太くんを知っていきたいの。あさひ達みたいに、互いに深く分かり合えるように。
『…ほんと?啓太くんも…//?
ふふ…うん//じゃあ、また明日ね?』
だから続きは、また明日…
『うん…おやすみなさい//』
おはようの挨拶の後に、始めようね…?
(マドカの新たな恋?後編)
やさしいキスをして?番外編〈おわり〉