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やさしいキスをして?
第13章 おまけ〈あさひ〉
『ふいー…しっかし。汗かいてスッキリしたなぁー。』
ごろんと隣りに寝転んだゆうひは超ご機嫌。
『ハラも減ったなー…あ、そうだ。あさひ、飯作って?』
『は?あんたさっき食べたばっかでしょ。』
『だって材料いっぱい買い込んできてたじゃん。何か作ってくれる気だったんだろ?』
う。バ…バレてる…!ほんとそういうトコ、よく気づくんだから…
『いいって…//どうせ自信なかったし。あれはテキトーに岩本家の食材にしといて…』
布団を被り直して背を向ける。気遣わないでよね、病人のくせに。そりゃレシピ自体は文句ないんだけど。あたしの腕じゃあ、治るもんも治らないとゆーか…//