この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
やさしいキスをして?
第15章 おまけ〈ゆうひ〉
『…は?朝帰り?』
『隠すなやい!ゆーひだって解るよなぁ?』
そこはかとなくな。
だって昨日のミッシーと違うじゃん。
両サイドからじぃーっと覗き込まれ、当の三島はウザったそうに溜息をついた。
『何のことだ。僕は朝帰りなどしていない。』
あらま…んじゃ直で来たのか♡
『おいおい誤魔化すなって!じゃあその服、一体どう説明すんだよ?』
…服もそうだけど、おれ的には何つーの…放つオーラが変わったと言いますか。こと恋愛に関して、顔に出るのが恒だったミッシーが今日は不自然なくらいクール。
浮かれた様子は一切ない。
見た目は普通。
なのに
絶対的に感じる、内面の差。満ちてるとゆーか、余裕が生まれたとゆーか…何かこう、男としてのステージが一つ上がったような?うーん…これはもしや、プロポーズでもしたとか?
なんて、まさかな(笑)