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旦那様☆ロマンチスト
第10章 縺れた糸を解く旦那様
確かに見た目は変わっていた。良く女は化粧で化けるっていうけど…。
あいつは北海道の大学に進学したから。暫く顔見てないし。
みーなの化粧はいつも本当に薄化粧で。俺の周りにはあんまりバッチリ化粧するようなタイプの女はいない。
でも、そんな見た目が変わった凜子だったけど、喋れば凜子は俺が知ってる凜子のままで。離れていた年月をあまり感じさせなくて。
それが俺をほっとさせたことは事実。
「凜子の友達と、俺の後輩が結婚するんだ。だから、その子の友達と、後輩の友達とで、結婚する両人を呼んでサプライズパーティーをしよう!って計画が持ち上がっていて。先週の日曜日はその打ち合わせだったんだ。…結婚式は来月だからその前にやろうか、なんて話ながら、スーパーで食料を買い出しして。別の後輩ん家に向かう途中を、多分みーなは見たんじゃないか?」
あいつは北海道の大学に進学したから。暫く顔見てないし。
みーなの化粧はいつも本当に薄化粧で。俺の周りにはあんまりバッチリ化粧するようなタイプの女はいない。
でも、そんな見た目が変わった凜子だったけど、喋れば凜子は俺が知ってる凜子のままで。離れていた年月をあまり感じさせなくて。
それが俺をほっとさせたことは事実。
「凜子の友達と、俺の後輩が結婚するんだ。だから、その子の友達と、後輩の友達とで、結婚する両人を呼んでサプライズパーティーをしよう!って計画が持ち上がっていて。先週の日曜日はその打ち合わせだったんだ。…結婚式は来月だからその前にやろうか、なんて話ながら、スーパーで食料を買い出しして。別の後輩ん家に向かう途中を、多分みーなは見たんじゃないか?」