この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
旦那様☆ロマンチスト
第2章 甘々な旦那様
――――これは相思相愛って奴?
確かに、みーちゃんにとって、敏さんは命の恩人だ。
敏さんに懐くことは悪いことではないと思う。でも、たいてい敏さんの足元が定位置で、ピッタリとくっつき寛いでいるその姿を見ると、
―――不公平だぁぁぁ!
そう叫びたくなってしまう。
私だって、そんなにピッタリくっつくの許されてないのに!
みーちゃんのお世話、私だって頑張ってるんだから、くっつくなら寒がりな私の足にしてよね―――そんな風に、敏さんになのか、みーちゃんになのか、たまに、自分がどっちに焼きもちを妬いているのかわからなくなってしまう私だった。
確かに、みーちゃんにとって、敏さんは命の恩人だ。
敏さんに懐くことは悪いことではないと思う。でも、たいてい敏さんの足元が定位置で、ピッタリとくっつき寛いでいるその姿を見ると、
―――不公平だぁぁぁ!
そう叫びたくなってしまう。
私だって、そんなにピッタリくっつくの許されてないのに!
みーちゃんのお世話、私だって頑張ってるんだから、くっつくなら寒がりな私の足にしてよね―――そんな風に、敏さんになのか、みーちゃんになのか、たまに、自分がどっちに焼きもちを妬いているのかわからなくなってしまう私だった。