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コスプレ★ラブ
第3章 浴衣えっち

祭会場までは、割りと近いので歩いていく。
「…下駄じゃ、疲れないか?」
「うん、大丈夫!」
ツキはニコッと笑って答えた。
━━━━━━━
会場につくと、結構人が多かった。
「わぁ…人がいっぱい」
ツキは見渡せば人!の中、悩んでいた。
仕方ない。
「はい。」
「…え?手…?」
差し出した手を見て、ハテナマークを頭に浮かべているツキ。
どこまで鈍感なんだ?
「…だから、」
「わわっ、 」
ぎゅっとツキの右手を掴んだ。
「…こーすりゃ、問題ねぇだろ。 」
照れ臭くなってまた、そっぽをむく。
ツキはしばらく放心状態だったが、
「…ありがとう。」
と、手を握り返してきた。

