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コスプレ★ラブ
第3章 浴衣えっち

「…わ、…すごーい。」
ツキは子どもみたいに目をキラキラさせて、夜空を見ている。
そうだ、俺達は(とくに俺は)当初の目的を忘れていた。
「…きれーだな。ツキ。」
「……うん。きれい」
花火を見ているツキの横顔をソッと盗み見をして、来年もこうして隣にいたいと真剣に思った。
「………ねぇ、ヒロ君…」
「…んー?」
突然ツキは俺の方へ向いて
「…帰ったら、ちゃんと続きしてね…。」
恥ずかしそうにそういう。
かはっ!!!
鼻血が出そうで思わず鼻を押さえる。
そして、照れながらもツキの手をぎゅっと握って一緒に花火を見た。
━━━━━
その後帰った俺たちの事は、俺たちだけの秘密。
(完)

