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アナザー☆ステップ
第13章 歌子、甘える
「ただいまー」

綾希くんの声が聞こえてきた瞬間、私は玄関に突進した。

「わぁ、歌子さん、お出迎え?」

にこにこ笑っている綾希くんに体当たりする。

「おっかえりぃいいい!」

「おっと」

綾希くんは後頭部をドアにぶつけたが、しっかりと私を抱き止めてくれる。

「もう飲んでるの?」

優しく微笑む綾希くんに、私はぶちゅーっとキスをした。
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