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アナザー☆ステップ
第13章 歌子、甘える
まぁ、綾希くんがそういう性格なおかげで、私も目一杯イチャイチャできるわけだ。
周には新婚だから許してね、と心の中で謝るしかない。
お風呂に入って、ベッドに移動してからも、私のイチャイチャ攻撃は続く。
そう、攻撃だ。
仰向けになってタブレットでニュースを見ている綾希くんに、私はぽかぽかと拳をぶつけた。
「歌子さん、痛いよー」
そう言いながらも、綾希くんは嬉しそうにニコニコしている。
彼も私が甘えていることに気づいているのだ。