この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アナザー☆ステップ
第13章 歌子、甘える
たどたどしい私の話を、綾希くんはひとつひとつしっかり聞いてくれる。

「そっかー、歌子さん、頑張ってるねー」

よしよし、とまた頭を撫でられた。

いつからだろう、頭を撫でられると気持ちいいと思えるようになったのは。

下手にプライドの高い私は、人に頭を触られるのが大嫌いだった。
飲み会などで男がナデナデしてこようもんなら、くどくどと説教をかまして撃退したものだ。

そもそも、私には人に甘えた記憶というものがあまりない。

うちの親は放任主義かつ個人主義で、あまりベタベタしてくるような人たちではなかった。
周を産んでからは、女一人でも生きていける、と肩肘はって生きてきた気がする。
別にそんなつもりはなかったんだけど、今になってはそうだったなと思う。
/426ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ