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アナザー☆ステップ
第16章 和樹、女性の可愛さについて考える
「普段全然化粧なんてしなかった女が、急におしゃれしだすって、どんな心境の変化なんすかね」
ウッチー先輩は可愛らしい声できゃらきゃらと笑った。
「えー、それって唯ちゃんのことぉ?」
「なんでわかったんすか!?」
「カズくんの周りにいる女の子なんて、妹さんかその子だけでしょお~?」
ウッチー先輩は小さく切り揃えられた爪で目元の涙をぬぐった。
泣くほど笑うことでもないとは思うが、彼女は笑い上戸だ。
「そんなの好きな人が出来たに決まってるじゃ~ん」
「そ、そうっすよね……」
ウッチー先輩は可愛らしい声できゃらきゃらと笑った。
「えー、それって唯ちゃんのことぉ?」
「なんでわかったんすか!?」
「カズくんの周りにいる女の子なんて、妹さんかその子だけでしょお~?」
ウッチー先輩は小さく切り揃えられた爪で目元の涙をぬぐった。
泣くほど笑うことでもないとは思うが、彼女は笑い上戸だ。
「そんなの好きな人が出来たに決まってるじゃ~ん」
「そ、そうっすよね……」