この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アナザー☆ステップ
第16章 和樹、女性の可愛さについて考える
やっぱり。
唯、一緒にいた男のことが本当に好きなんだな。
この前見たデートの相手を思い出す。
ちょっとチャラい雰囲気もあったけど、優男風のイイ男だったのは間違いない。
やったな、唯!
と祝福してあげたい気持ちは山々だが、何だか胸がモヤモヤする。
「てっきり唯ちゃんはカズくんと付き合うと思ってたんだけどなぁ~」
「いやぁ、ないっすないっす」
俺の好みは、もっと女の子女の子したタイプだし。
「そう言ってる間に唯ちゃんを誰かに持ってかれちゃったんでしょお~? カズくんが一番仲良かったはずなのにねぇ~?」
バックミラー越しにウッチー先輩がニヤニヤしているのが見える。
「確かに仲は良いけど、本当にそんなんじゃないっすよ」
「カズくんの強がりぃ~♪」
その後もしばらくウッチー先輩にからかわれた。
唯、一緒にいた男のことが本当に好きなんだな。
この前見たデートの相手を思い出す。
ちょっとチャラい雰囲気もあったけど、優男風のイイ男だったのは間違いない。
やったな、唯!
と祝福してあげたい気持ちは山々だが、何だか胸がモヤモヤする。
「てっきり唯ちゃんはカズくんと付き合うと思ってたんだけどなぁ~」
「いやぁ、ないっすないっす」
俺の好みは、もっと女の子女の子したタイプだし。
「そう言ってる間に唯ちゃんを誰かに持ってかれちゃったんでしょお~? カズくんが一番仲良かったはずなのにねぇ~?」
バックミラー越しにウッチー先輩がニヤニヤしているのが見える。
「確かに仲は良いけど、本当にそんなんじゃないっすよ」
「カズくんの強がりぃ~♪」
その後もしばらくウッチー先輩にからかわれた。