パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 唯、変身する

「で、食った後はどーすんの？　いつも通りやり逃げ？」

「うーん、唯ちゃんねぇ、素材自体は綺麗なんだよね。ちょっと育ててみるのもいーかなー。運動してる女ってアレの締まりも良さそうだし。……ま、飽きたら捨てるけど」

「ひでぇええ！」

また笑う人たち。

ぼろり、と涙がこぼれ落ちた瞬間。

横からすごい勢いで走っていく人がいた。

和樹だった。

え、と思う間もなく、和樹は澤村くんに跳び蹴りをかましていた。

この前の私の回し蹴りなんて目じゃない。
澤村くんは椅子ごとすっ飛んだ。