この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アナザー☆ステップ
第3章 忠臣、息子と会う
食事は終始、旭日が気を使って話してくれた。
周はひとつひとつきちんと答えていたが、最後まで敬語は抜けなかった。

「今日はご馳走様でした」

お店に出て、周はぺこりとお辞儀をする。
礼儀正しいんだけど、やっぱりよそよそしい。

周と別れた後、俺は旭日に尋ねた。

「旭日、俺、上手く笑えてた?」

旭日は笑いながら肩をすくめた。

「いーじゃん、会ってはくれるんだから」

俺も旭日も、ひっそりと肩を寄せ合って生きている。
自分たちが社会のはみ出しものだとわかっているからだ。
/426ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ