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アナザー☆ステップ
第3章 忠臣、息子と会う
「大丈夫、また次もあるよ」

「……あるかなぁ」

旭日に肩を叩かれて、俺は歩き出した。

帰宅後、歌子から電話がかかってきた。

「あんた、周を恋人に会わせたんだって!? 親の恋愛事情に子供を巻き込むのってどうなの!? 私だって自分の相手はずっと隠してたわよ!?」

ごもっともです、はい。






しばらくして、周から荷物が届いた。

歌子の結婚式に行った時、俺にもお土産を買ってきてくれたのだ。
恋人と一緒に選んだらしい。

俺のこと、ちょっとでも考えてくれてたんだ。
そう思ったら泣きそうになった。
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