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アナザー☆ステップ
第24章 花梨、コスプレする
ハロウィン当日。
その日のあたしは早番で、日が暮れる前には帰宅していた。
あー、遅くまでシフト入れて置けばよかった。
暇だと佐和紀のことばっかり考えてしまう。
自宅でぼんやりしているとケータイが鳴った。
まさかの佐和紀からだった。
「もしもしっ!?」
『あ、カリンちゃんですか?』
「???」
出たのは見知らぬ男性の声だった。
背後はガヤガヤしている。
どうやら人がたくさんいるらしい。
『あ、俺、テルって言います。サワの友達で。今日ハロウィンイベってことはサワから聞いてるよね?』
「え、あ、はぁ……」
佐和紀のケータイからかけてくるってことは、本当に友達なんだろう。
その日のあたしは早番で、日が暮れる前には帰宅していた。
あー、遅くまでシフト入れて置けばよかった。
暇だと佐和紀のことばっかり考えてしまう。
自宅でぼんやりしているとケータイが鳴った。
まさかの佐和紀からだった。
「もしもしっ!?」
『あ、カリンちゃんですか?』
「???」
出たのは見知らぬ男性の声だった。
背後はガヤガヤしている。
どうやら人がたくさんいるらしい。
『あ、俺、テルって言います。サワの友達で。今日ハロウィンイベってことはサワから聞いてるよね?』
「え、あ、はぁ……」
佐和紀のケータイからかけてくるってことは、本当に友達なんだろう。