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アナザー☆ステップ
第26章 花梨、狼に食われる
あたしはベッドの上に四つん這いにさせられていた。
首輪をはめたまま、まるで犬みたいなポーズだ。
間接照明のぼんやりとした明かりを反射して、鎖が鈍く光る。
それは酷く隠微な輝きだった。
後ろから覆いかぶさるようにして、佐和紀があたしのコルセットを外す。
真っ赤なワンピースの背中についているジッパーを下げれば、そこはもう素肌だ。
「は、ぁ……っ」
外気が直で触れる感覚に、肌が泡立つ。
右側の肩紐がずるりと落ちた。
佐和紀がすぐ近くで見ているんだと思うと、それだけで太ももを擦り合わせたくなる。
首輪をはめたまま、まるで犬みたいなポーズだ。
間接照明のぼんやりとした明かりを反射して、鎖が鈍く光る。
それは酷く隠微な輝きだった。
後ろから覆いかぶさるようにして、佐和紀があたしのコルセットを外す。
真っ赤なワンピースの背中についているジッパーを下げれば、そこはもう素肌だ。
「は、ぁ……っ」
外気が直で触れる感覚に、肌が泡立つ。
右側の肩紐がずるりと落ちた。
佐和紀がすぐ近くで見ているんだと思うと、それだけで太ももを擦り合わせたくなる。