この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アナザー☆ステップ
第26章 花梨、狼に食われる
ちゅ、と音がして、柔らかい唇が肩甲骨に押し当てられた。
そのまま湿った温かい舌がゆっくりと這い上がってくる。
佐和紀の長い前髪があたしの肌をくすぐる。
ゾクゾクと泡立つような痺れが走った。
「……あぁ」
切なく吐き出した溜め息。
たったこれだけの刺激で、こんなにも体が疼いてしまうなんて。
首を動かすと、鎖もじゃらりと揺れる。
早くメチャクチャにして欲しいのに、佐和紀の動きはことさらゆっくりとしていた。
体は次を求めて暴れ出しそうなのに、今されていることを止めて欲しくないとも思ってしまう。
佐和紀の唇、何てヤラシイんだろう。
もったいぶるような動きで、丁寧に、飽きることなくあたしの肌を汚していく。
そのまま湿った温かい舌がゆっくりと這い上がってくる。
佐和紀の長い前髪があたしの肌をくすぐる。
ゾクゾクと泡立つような痺れが走った。
「……あぁ」
切なく吐き出した溜め息。
たったこれだけの刺激で、こんなにも体が疼いてしまうなんて。
首を動かすと、鎖もじゃらりと揺れる。
早くメチャクチャにして欲しいのに、佐和紀の動きはことさらゆっくりとしていた。
体は次を求めて暴れ出しそうなのに、今されていることを止めて欲しくないとも思ってしまう。
佐和紀の唇、何てヤラシイんだろう。
もったいぶるような動きで、丁寧に、飽きることなくあたしの肌を汚していく。