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アナザー☆ステップ
第28章 奈緒姫、クリスマスパーティをする
名札は全部で十個あった。
私たち五人兄弟妹と、そのパートナーの分だ。
今日は全員集合なのである。
「奈緒姫ちゃん、食器はこれでいい?」
「あ、歌子さん、今日は女の人も多いから、こっちの方がいいかもです」
家には私と歌子さんの二人だった。
アヤ兄と周くんは買い出しに、他のお兄ちゃんたちはそれぞれのパートナーを迎えに行っている。
歌子さんは相変わらず働く大人の女性って感じでカッコイイ。
今日はボルドーのドレスシャツに、細かなラメのあるダークブラウンのタイトスカートだ。
きびきびと動くたびに、高い位置で束ねた黒髪が揺れる。
周くんの話によると家事はだいぶ上手くなったとかで、大好きだったマニキュアも最近ではあまりしなくなったそうだ。
私たち五人兄弟妹と、そのパートナーの分だ。
今日は全員集合なのである。
「奈緒姫ちゃん、食器はこれでいい?」
「あ、歌子さん、今日は女の人も多いから、こっちの方がいいかもです」
家には私と歌子さんの二人だった。
アヤ兄と周くんは買い出しに、他のお兄ちゃんたちはそれぞれのパートナーを迎えに行っている。
歌子さんは相変わらず働く大人の女性って感じでカッコイイ。
今日はボルドーのドレスシャツに、細かなラメのあるダークブラウンのタイトスカートだ。
きびきびと動くたびに、高い位置で束ねた黒髪が揺れる。
周くんの話によると家事はだいぶ上手くなったとかで、大好きだったマニキュアも最近ではあまりしなくなったそうだ。