この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アナザー☆ステップ
第8章 まどか、返事をもらう
どうしよう、明日はもうホワイトデーだ。

オーブンから取り出したブラウニーは、ココアパウダーの色以上に黒くなっていた。
一月近く作り続けているのに、一向に上手くならない。

脳裏に太基さんの顔が浮かぶ。
ホワイトデーまでには、ちゃんとしたものをあげたかったのに。

台所に入ってきた弟の律(リツ)が、焦げ臭さに顔をしかめた。

「ねーちゃん、また失敗したの?」

無言で睨み付けても、律はびくともしない。
弟は私の五つ下で、まだ小学六年生だ。
/426ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ