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アナザー☆ステップ
第8章 まどか、返事をもらう
少しの沈黙の後、太基さんが再び口を開いた。

「あのさ、今日は、まどかちゃんときちんとお話したいな、と思って」

きた。

私は両手を握りしめた。
笑えなくても、せめて泣かない。

太基さんは穏やかに微笑みながら、すぐそこのベンチを勧めた。
私は小さく腰かける。

「まどかちゃんって、俺のこと本当に好きなのかな?」

一瞬、何を言われているのかわからなかった。
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