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アナザー☆ステップ
第8章 まどか、返事をもらう
「怒らないで聞いてね?」
太基さんは、こほん、と軽く咳払いした。
「まどかちゃんの気持ちは嬉しいよ。すごく嬉しい。でも、それって、本当に恋なのかな?」
私が無言で見つめ返すと、太基さんは困ったように眉をしかめた。
「俺もさ、高校生の時は、社会人がすごく大人に見えたよ? でも自分が社会人になってみたら全然そんなことないっていうか。まどかちゃんは俺の幻を見てるんじゃないかなって……恋に恋してる、みたいな? 現実の俺って、そんなにカッコいいわけでもないし、ゲンメツされても困るし……あー、上手くまとまんないな、ゴメン」
太基さんは、こほん、と軽く咳払いした。
「まどかちゃんの気持ちは嬉しいよ。すごく嬉しい。でも、それって、本当に恋なのかな?」
私が無言で見つめ返すと、太基さんは困ったように眉をしかめた。
「俺もさ、高校生の時は、社会人がすごく大人に見えたよ? でも自分が社会人になってみたら全然そんなことないっていうか。まどかちゃんは俺の幻を見てるんじゃないかなって……恋に恋してる、みたいな? 現実の俺って、そんなにカッコいいわけでもないし、ゲンメツされても困るし……あー、上手くまとまんないな、ゴメン」