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アナザー☆ステップ
第8章 まどか、返事をもらう
太基さんはガシガシと頭をかいた。
「つまり、歳上に憧れてて、たまたま目の前に俺が現れた、ってだけなら、止めといた方がいいよ、……って、ハナシデス」
しぱらくの沈黙。
太基さんは恐る恐るといった表情でこっちを見つめている。
私はポカンとその顔を見ていた。
ゆっくり、ゆっくりと、太基さんの言葉が私の頭に染み込んでくる。
じわ、と瞼が熱くなって、鼻がツーンとしてきた。
「ま、まどかちゃん!?」
太基さんが慌てる。
気づけば私の目からボロボロと涙が零れ落ちていた。
「つまり、歳上に憧れてて、たまたま目の前に俺が現れた、ってだけなら、止めといた方がいいよ、……って、ハナシデス」
しぱらくの沈黙。
太基さんは恐る恐るといった表情でこっちを見つめている。
私はポカンとその顔を見ていた。
ゆっくり、ゆっくりと、太基さんの言葉が私の頭に染み込んでくる。
じわ、と瞼が熱くなって、鼻がツーンとしてきた。
「ま、まどかちゃん!?」
太基さんが慌てる。
気づけば私の目からボロボロと涙が零れ落ちていた。