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顧みすれば~真の愛~
第13章 砂漠の檻
「残念だがもうロイドのもとへも
日本へも返せない。
生憎この国では女の誘拐など日常だ。
どんな奴らのせいにでもできる。
悪く思うな。
ロイドに手柄を渡すわけにはいかんのだ
次期王は、俺だ。
これからは俺のもとで
俺の女として過ごすのだ
大人しくしていれば悪いようにはしない」
「連れていけ」
私の顎を掴んでいた手を離し
自分の配下の男に向かって指示をだした
「ご苦労だったな。
約束どおりプラントはそちらに発注しよう
ロイドは大事な日本企業の女性社員を誘拐されて大変だろうよ」
「そうですな。
当然日本企業は撤退するでしょうから
プラントは自然こちらのもの
バドル王子の王位にも
尽力させていただきますよ」
男はイヤらしい笑いを漏らしながら
バドル王子についていく。
日本へも返せない。
生憎この国では女の誘拐など日常だ。
どんな奴らのせいにでもできる。
悪く思うな。
ロイドに手柄を渡すわけにはいかんのだ
次期王は、俺だ。
これからは俺のもとで
俺の女として過ごすのだ
大人しくしていれば悪いようにはしない」
「連れていけ」
私の顎を掴んでいた手を離し
自分の配下の男に向かって指示をだした
「ご苦労だったな。
約束どおりプラントはそちらに発注しよう
ロイドは大事な日本企業の女性社員を誘拐されて大変だろうよ」
「そうですな。
当然日本企業は撤退するでしょうから
プラントは自然こちらのもの
バドル王子の王位にも
尽力させていただきますよ」
男はイヤらしい笑いを漏らしながら
バドル王子についていく。