この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
顧みすれば~真の愛~
第14章 HEROES
ーーーHERO ロイド王子ーーー
探していた彼女にやっと会うことができた。
この3年いろいろな手を使ってやっと探し出した彼女。
正直日本人の女一人探すのに手間はかからないと思っていたがなぜか彼女はなかなか見つからなかった。
しかしなんと彼女は我が国が依頼したプラント建設に名乗りをあげた日本企業に勤めていた。
灯台もと暗しというのか、世間は狭いと言うべきか。
とにかく神に感謝した。
3年ぶりの彼女はあのときよりもずっと美しくなって
男を惑わせる色香まで身にまとっていた。
私は一目で心を射ぬかれてしまった。
どうしても彼女がほしい。
あれほど直哉に止められていたのに
どうしても彼女に近づきたくて
昼食に誘ってしまった。
わかっていた。
プレゼンの途中で1か国の企業の人間と会ってはいけないと。
プレゼンが終わり発注先を確定したあとに必ず彼女と会わせると直哉から約束を取り付けていたのに
3年待ち続けた私は
目の前にいる彼女に声をかけずにはいられなかった。
彼女に危険が及ぶ可能性も充分あったので
常に彼女に悟られないようにSP も付けた。
探していた彼女にやっと会うことができた。
この3年いろいろな手を使ってやっと探し出した彼女。
正直日本人の女一人探すのに手間はかからないと思っていたがなぜか彼女はなかなか見つからなかった。
しかしなんと彼女は我が国が依頼したプラント建設に名乗りをあげた日本企業に勤めていた。
灯台もと暗しというのか、世間は狭いと言うべきか。
とにかく神に感謝した。
3年ぶりの彼女はあのときよりもずっと美しくなって
男を惑わせる色香まで身にまとっていた。
私は一目で心を射ぬかれてしまった。
どうしても彼女がほしい。
あれほど直哉に止められていたのに
どうしても彼女に近づきたくて
昼食に誘ってしまった。
わかっていた。
プレゼンの途中で1か国の企業の人間と会ってはいけないと。
プレゼンが終わり発注先を確定したあとに必ず彼女と会わせると直哉から約束を取り付けていたのに
3年待ち続けた私は
目の前にいる彼女に声をかけずにはいられなかった。
彼女に危険が及ぶ可能性も充分あったので
常に彼女に悟られないようにSP も付けた。