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顧みすれば~真の愛~
第17章 救出
「バドル王子
チャンは明日の夕方には女を引き取りに来るそうです」
居室のソファーでゴロリと横になるバドルは今まで女を蹂躙していたとは思えないほど退屈な様子だ。
「明日の夕方?
随分早いな。
俺が殺してしまう前に取りに来るというわけか」
バドルは面白くもなさそうに言った。
「おい、あっちの部屋の村の女はどうした」
執事は一瞬言葉に詰まったが
「息 絶えました」
バドルが執事の方を向く
「死んだのか?」
「はい」
「そうか。そういえばもう一人いたな。
あの女は?」
執事が溜め息をつきながら答える
「バドル王子のご友人たちがどこかへ連れていかれました」
「そうか。連れていったか」
バトルの返事は興味がなさそうに聞こえた。
「いい加減になさいませ
とても王になる方の所業ではございません」
執事は珍しく声を荒げた。
バドル王子はポカンと執事を見た
「何をいう。王とは絶対的権力者
王のやりたいようにして何が悪い」
執事はもうなにも言わなかった。
チャンは明日の夕方には女を引き取りに来るそうです」
居室のソファーでゴロリと横になるバドルは今まで女を蹂躙していたとは思えないほど退屈な様子だ。
「明日の夕方?
随分早いな。
俺が殺してしまう前に取りに来るというわけか」
バドルは面白くもなさそうに言った。
「おい、あっちの部屋の村の女はどうした」
執事は一瞬言葉に詰まったが
「息 絶えました」
バドルが執事の方を向く
「死んだのか?」
「はい」
「そうか。そういえばもう一人いたな。
あの女は?」
執事が溜め息をつきながら答える
「バドル王子のご友人たちがどこかへ連れていかれました」
「そうか。連れていったか」
バトルの返事は興味がなさそうに聞こえた。
「いい加減になさいませ
とても王になる方の所業ではございません」
執事は珍しく声を荒げた。
バドル王子はポカンと執事を見た
「何をいう。王とは絶対的権力者
王のやりたいようにして何が悪い」
執事はもうなにも言わなかった。