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顧みすれば~真の愛~
第20章 穏やかな時間
ロイドは捕らわれていた彼女を見つけたときに
彼女から流れ出る精子を夢中で掻き出したことを思い出した。
ーー遅かったか...
「ロイド王子?」
医師は物思いに耽る王子に話しかけた。
ロイドは医師に視線を戻す
「それで、どうすればいい?」
「もし妊娠していたら
子宮を摘出してしまうしか...」
ロイドは目を見開いた。
「彼女は子供を産めなくなるのか?」
「さようで。
しかし、それしか方法はございません。
でなければ命が危ぶまれます」
「わかった...」
ロイド王子はゆっくりと席をたち部屋を出ていった。
彼女から流れ出る精子を夢中で掻き出したことを思い出した。
ーー遅かったか...
「ロイド王子?」
医師は物思いに耽る王子に話しかけた。
ロイドは医師に視線を戻す
「それで、どうすればいい?」
「もし妊娠していたら
子宮を摘出してしまうしか...」
ロイドは目を見開いた。
「彼女は子供を産めなくなるのか?」
「さようで。
しかし、それしか方法はございません。
でなければ命が危ぶまれます」
「わかった...」
ロイド王子はゆっくりと席をたち部屋を出ていった。