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顧みすれば~真の愛~
第3章 プロジェクト プロローグ
集中が途切れると急に疲れが押し寄せてきた。
今日は寝不足の上、二日酔いだった。
「佐々木、飯食って帰らないか?」
隣で作業をしていた松田くんに声をかけられる。
「ごめん、今日パス。
早くかえって熱いシャワー浴びて寝たい」
「あ、お前二日酔いだったな」
にやけた顔でこたえてくる
「うるさいなぁ!
また、誘って。
お先に。お疲れ様」
荷物をもってデスクを離れた。
「お疲れ。また明日な」
松田くんは手を振って見送ってくれた。