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顧みすれば~真の愛~
第37章 新たな扉
「それでもロイド王子は諦めきれなかった
たった1日恋人になって夢のような時を
過ごしたそうです
とても甘い時を...」
私はスイスでのデートを思い出した。
「翌朝 魔法は解けてしまった。
ロイド王子に残ったのは
甘い夢の時とポケットのなかの婚約指輪」
「え?指輪?」
「渡すことができなかったそうです」
ナターシャさんが微笑む
「捨ててしまうことも
返すこともできたのに
ロイド王子はその指輪を売って
学校を作ってくれと
側近に命じたそうです」
たった1日恋人になって夢のような時を
過ごしたそうです
とても甘い時を...」
私はスイスでのデートを思い出した。
「翌朝 魔法は解けてしまった。
ロイド王子に残ったのは
甘い夢の時とポケットのなかの婚約指輪」
「え?指輪?」
「渡すことができなかったそうです」
ナターシャさんが微笑む
「捨ててしまうことも
返すこともできたのに
ロイド王子はその指輪を売って
学校を作ってくれと
側近に命じたそうです」