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顧みすれば~真の愛~
第37章 新たな扉
「ロイド王子がアミさん以上に
誰かを愛することはないでしょう
私も含めて。
でも、愛には色々な形があることも
ロイド王子は教えてくださいました。
私はアミさんとは違う愛で
ロイド王子が愛してくださっていることを
感じています」
ナターシャさんの表情は強い。
「それに、おかしいと思いませんか?
創設者である王子が
この建物に入れないわけがないのです。
ロイド王子は想い出をここに置いて
一度も足を踏み入れたことはないのです」
ナターシャさんが笑う
「アミさんはロイド王子の甘い想い出です
王子ゆえにデートもしたことがない
自ら恋したこともなかった王子の
ロマンティックな想い出なんです」
誰かを愛することはないでしょう
私も含めて。
でも、愛には色々な形があることも
ロイド王子は教えてくださいました。
私はアミさんとは違う愛で
ロイド王子が愛してくださっていることを
感じています」
ナターシャさんの表情は強い。
「それに、おかしいと思いませんか?
創設者である王子が
この建物に入れないわけがないのです。
ロイド王子は想い出をここに置いて
一度も足を踏み入れたことはないのです」
ナターシャさんが笑う
「アミさんはロイド王子の甘い想い出です
王子ゆえにデートもしたことがない
自ら恋したこともなかった王子の
ロマンティックな想い出なんです」