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オモチャのチャコちゃん
第12章 いい湯、旅立ち
「そ、そんなんじゃありません。あの、出ていってもらえますか?」
「え?なんでです?一緒に入ってお背中流しますよ」
達彦の申し出に、
「いえ、結構です」
千夜子は顔を赤らめた。
先ほど女体盛りをするために裸体を見せたはずなのに、まだ恥ずかしがる千夜子が達彦の目に好ましく映る。
「…分からないかねぇ、お嬢さん。これも『お勉強』なんだってことが?」
彼が旅館の責任者ではなくオスの顔つきになっていることに、千夜子はやっと気づいた。