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オモチャのチャコちゃん
第14章 アンアンアンとっても大好きチャコ先生
「は、はい…なんですか?」
しばらくして、少しだけ開いた戸の隙間から小曽根伸太(コソネ シンタ)が青ざめた顔を覗かせた。
彼は千夜子のクラスの気弱な男子で、いつも隣の組の大田黒猛(オオタグロ タケシ)という生徒のグループの使い走りのようなことをさせられている。
「こんな所でカギなんかかけて何をしているの?」
千夜子が訊くと、
「べ、別に何も…カギもかけてませんし」
あからさまな嘘を吐くので押し問答になった。
しばらくして、少しだけ開いた戸の隙間から小曽根伸太(コソネ シンタ)が青ざめた顔を覗かせた。
彼は千夜子のクラスの気弱な男子で、いつも隣の組の大田黒猛(オオタグロ タケシ)という生徒のグループの使い走りのようなことをさせられている。
「こんな所でカギなんかかけて何をしているの?」
千夜子が訊くと、
「べ、別に何も…カギもかけてませんし」
あからさまな嘘を吐くので押し問答になった。