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オモチャのチャコちゃん
第18章 エピローグ
―――…
〜♪〜チャチャチャおもちゃのマ、リ、ちゃんッ〜♪〜
周一郎が杉崎家のインターホンを鳴らして待っていると、どこからか陽気な歌声が聴こえてきた。
(今おもちゃのマリちゃんって言ったような…いや、気のせいだよな)
数年前にこの家の一人娘・万里子(マリコ)の家庭教師をしていた頃に、彼女が『チャッチャッチャッ』を『チャ、コ、ちゃん』と歌っていて、理由を聞いてみると『ママの歌だから』と答えた。
後日『チャコ』が万里子の姉にしか見えないくらい若くて美しい母・千夜子の愛称だと知り、
(おもちゃのチャコちゃん、て…なんかエロくないか?)
と考えたことを懐かしく思い出す。
〜♪〜チャチャチャおもちゃのマ、リ、ちゃんッ〜♪〜
周一郎が杉崎家のインターホンを鳴らして待っていると、どこからか陽気な歌声が聴こえてきた。
(今おもちゃのマリちゃんって言ったような…いや、気のせいだよな)
数年前にこの家の一人娘・万里子(マリコ)の家庭教師をしていた頃に、彼女が『チャッチャッチャッ』を『チャ、コ、ちゃん』と歌っていて、理由を聞いてみると『ママの歌だから』と答えた。
後日『チャコ』が万里子の姉にしか見えないくらい若くて美しい母・千夜子の愛称だと知り、
(おもちゃのチャコちゃん、て…なんかエロくないか?)
と考えたことを懐かしく思い出す。