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トラワレテ…
第7章 氾濫
(…………あったかい……………)



薄明かりの中、目を開けた先には

彼の顔…。


濃く、長い睫毛が寝息に合わせて上下している…。


(ふさふさだぁ………! ふふっ)



さっきまで自分を愛でていた唇に目を奪われる。



初めて男の人の唇がセクシーだと思った…///





『…キス…したいの……?』



「////////////////////////!」


(読心術!?

なんで見てるのわかったの!?)





ニヤリと笑う優しい目元とぶつかった…。



顎を持つ手に上を向かされ

舌が絡まる。

ゆっくりと…深く…ねっとりと…


首の後ろを掴んでいた手は、

首筋を這い脇腹を擽る。

大きな手が

ユリの丸く盛り上がったお尻を鷲掴むと

グイッと力強く引き寄せられる…。



もうそれだけでゾクゾクし始めるユリの躰…。



『そんな風に朝から俺を煽って…。

責任…とってね…。』


ユリの唇を見つめていた瞳は

艶を帯びユリを甘く捕えた。




お尻を掴む手が既に潤んだ割れ目をなぞった。

腰は跳ね、妖しく馨を誘い。

惑う事無く、長い指を銜え込む。



「……んっ…ん………っ。」



『…ユリ……トロトロだ………。』



反対の手が蕾を捉え、

押しつぶす。


コリコリと逃げ回る度、跳ねる腰は

前後から押さえ込まれ


溢れる蜜は差し込まれた馨の太腿を濡らす。





朝日が優しく射し込み

仰け反るユリの白い喉元を照らす。



誘われた様に

晒されたそこに馨がむしゃぶりつく。


いつの間にか指は抜かれ

背中から抱きつかれた形のユリを

射貫く馨。


昨晩と違う場所をゆっくりと擦りあげられ

仰け反るユリの胸元を

大きな手が包み

時折、痛くないギリギリの力加減で

突起を抓る。


跳ねた腰が

また新たな刺激を生み

ゆっくりと動く馨を

奥へと誘う。


『……っ!……っはぁ…。

どんどん呑み込んでいく…よ…っ…

そんなに欲しかった…?』


ゾクゾクする台詞は

馨を銜え込むソコにダイレクトに伝わり、

引き込み、締めつける…。



「…ちがっ…!……ぁあんっ…!」


奥をグイッと抉られ

息があがる…。






















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